妊娠中のヘアカラーやパーマは大丈夫でしょうか?について書いてみた。

12-30.2

 

赤ちゃんは、本当にかわいいもので、いくら見ていても飽きないですね。

こんにちは、美容室ウプスです。いつもありがとうございます。

以前から、ちょくちょくご質問をいただいていたのですが昨日も同じご質問をお客様からいただいたので今日の記事にしてみました。

 

「妊娠中のヘアカラーやパーマは大丈夫でしょうか?」

について、ちょくちょくご質問を受けます。子供の出産にあたって、いろいろ不安な事や心配事が次から次と出て来て心配の種は尽きないと思います。ましてや、初めての出産のお母さんはなおさらです。

妊娠中のヘアカラーやパーマについても心配な事だと思います。

 

この件に関して、お店を開店した20数年前より自分も気になっていろいろ調べてみたりしています。ちょうどうまい具合に、実の兄が内科医なのでその兄に聞いたり義姉の看護師さんに聞いたり、ネットで調べたりしています。

 

妊娠中のヘアカラーやパーマが胎児に影響が出ると考えてしまうのは、こんな事を思って不安だからではないでしょうか?

 

妊娠中にヘアカラーやパーマをすると、髪や頭皮から薬剤が浸透して体内に吸収され、ひいては胎児にも吸収されて健康に影響がでてしまう・・・ 都市伝説のような、こんな話をどこかで見たり聞いたりして心配になるんだと思います。

 

しかし、このような薬剤が頭皮から胎児に・・・

なんてことは、医学上ありえないという事だそうです。根拠が無いそうなのでその点は心配いらないようです。

だいたい、皮膚から吸収される物とはもっともっと分子の細かい物でパーマやヘアカラー程度の分子では吸収されて血液に入り込むなんてことは無いです。なので、この点は安心していただいてもOKです。

 

とある産婦人科のブログでこういう記事があるので、参考までに。

ものいい産婦人科医のブログ

 

ただ、妊娠中は気持ちが不安定になったり皮膚や頭皮が過敏になったりする事もあるようです。また、つわりの重い時などは匂いに敏感になり過ぎていて、カラーやパーマの薬剤の匂いが我慢できないなどの事もあるかもしれません。

そういう事の方が心配なので、ご本人次第といえるかもしれませんね。

 

今、書いて来た様に薬剤が胎児に影響するという事は考えにくい事なので、ご自分の体調と気持次第というところです。胎児への影響が心配で気になる方は、しばらくの間控えるのが無難かもしれません。

一般的にどのくらいの間、カラーやパーマを控えたらいいかというとたいていの方は、授乳が終わるまでカットだけで済ます方が多いです。

 

でも、どうしてもカラーやパーマをしたいと考える方に少しアドバイス。これは、ウプスが考える妊娠・授乳中の対処方法です。

 

パーマの場合

パーマを妊娠中にかけたいと思う方には、このようにアドバイスしています。

  • つわりが終わった安定期の体調が良い時。
  • 薬剤は、化粧品登録のやさしい薬剤を使用する。匂いもおだやかです。
  • あとの手入れを考えて、ハードなパーマは控える。

 

カラーの場合

  • ヘアカラーの薬剤は頭皮に付かないように、根元をぎりぎりあけて塗布していきます。
  • カラーの色味は極端に明るい色を避ける。(明るい色はブリーチ力が強いため。念のために。)
  • 根元のプリンが気になるのなら、発想の逆転で毛先を根元に合わせて暗くするという事も考えてみる。(根元のカラーをしないで、毛先を黒染めしてプリンを解消する。)

 

このような方法をとって、ウプスでは妊娠中や授乳期のパーマやカラーに対処しています。するかしないかは、やはりお客様ご自身の体調や気分によるところが大きいので、担当美容師とよく相談してみてください。

ちなみに、長い間美容師として仕事をして来ましたが、自分も含めて自分の周りやお客様にもパーマやカラーで胎児に影響が出たという話は聞いたことがありません。うちのママさんも普通にパーマやカラーをしていましたが、二人いる子供はおかげさまで元気過ぎるぐらい元気です(^_^)

 

美容師の立場から書いてみましたが、参考になったでしょうか?

 

 

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