「来年もまたよろしくお願いします。良いお年を」
と言って、お客様をお見送りする毎日になりました。
一大イベントのクリスマスも無事に終わり、新年へのカウントダウンが始まった様なここ最近です。
また、クリスマスが終わったタイミングで雪が降って来た昨日ち今日。
ホワイトクリスマスには雪の降るタイミングが少し遅かった様です。
我家でも、今年も平和にクリスマスのお祝いをする事が出来ました。

甘い物が大好きな我が家では、毎年、クリスマスケーキを2つ用意します。
ひとつは、ちゃんとしたホールケーキ。

今年のクリスマスケーキは、長女の友人のケーキ屋さんで買って来たケーキ。
オーソドックスなイチゴの生クリームのケーキで、優しい生クリームがおいしかったです。
そして、もう一つのケーキはと言うと・・・

↑こちらのケーキは、お店のある町内にある和菓子屋さんで「しんぼや」さんのクリスマスケーキです。
直径7センチぐらいの一人用ホールケーキの様な感じのサイズ感で、ちゃんとデコレーションされたものです。
和菓子屋さんの作るケーキだけあって、昔懐かしいほっこり出来るケーキで、我が家の定番クリスマスケーキです。
昔懐かしいと言えば、自分の子供の頃のクリスマスは現代の様な派手さは無かったですが、それでも特別な1日だった記憶があります。
ケーキも、今の様に日頃から食べる様な物では無くて、それこそ特別な食べ物がケーキでした。
親戚の誰かが我が家を訪ねて来てくれる時に、特別にお客様の分だけケーキを買って来たり、特別な記念の日やクリスマスの時だけのスペシャルな食べ物。
それがクリスマスケーキでした。
当時、自分が住んでいた町内には一軒だけ和菓子屋さんがあって、クリスマスシーズンだけケーキを提供していました。
今の様に、ひと月ほど前になるとお店に予約を言いに行って、内金をして帰って来る。そんな時代でした。
当時のケーキは、今みたいに生クリームがまだ無かったので「バタークリーム」のケーキでした。
若い人には、バタークリームって言ってもピンと来ないかも知れませんが、バターに砂糖を溶かして入れた様な甘くて少し硬めのクリームでしたね。
今となってはバタークリームのケーキなんて見かけなくなりましたが、当時はバタークリームのケーキしか無い時代。
それでも、それが特別の食べ物で、ケーキの箱にくっついたバタークリームを指ですくって、親に見つからない様に食べていたものです笑
今でも、クリスマスの時期がやってくると、そんな事を毎年思い出します。
クリスマスも終わったし、12月30日のラスト営業までひとっ走りです。
