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ヘアカラーのちょっとマニアックなお話。

 

こんばんは、美容室ウプスのいすです。

あったかくなったり、寒くなったり、雨がジャンジャン降ったり、台風の様に風が強かったり・・・

毎日、クルクルお天気が変わって体調管理が大変です。

しかも、そろそろ花粉も飛び出したようだし・・・

春になるのは嬉しいのですが、また大変な季節がやって来ますね。

 

そんな春がもうすぐそこまでやって来ている今日この頃ですが、ヘアカラーも今年の春は新色ラッシュとなります。

その話題は来週ぐらいにお届けするとして、今日はヘアカラーのちょっとマニアックなお話をお聞きください。

 

1剤と2剤の出会いで始まるヘアカラー

 

ご自分でヘアカラーをした経験がある方なら、わかっていると思うのですが、ヘアカラーって1剤と2剤があります。

 

ずらっと自分の後ろの棚に並んでいるヘアカラーの数々。

これは、厳密に言うとすべてヘアカラー1剤です。

こういうチューブに1剤は入っていて、歯みがき粉の様に絞り出して使用します。

こんな風に専用のカップに1剤を出します。

 

この1剤だけを髪に塗布しても、髪の毛には何の変化も起きないんですよ。

この1剤に、2剤と言われる「ある物」をトッピングしないとヘアカラーは出来ないんです。

 

その「ある物」が、これです↓

通常、ヘアカラー2剤といわれる物で、「過酸化水素水」あるいは「酸化剤」と呼ばれる液体やクリーム状になった薬剤です。

 

チューブに入った、カラー1剤は主に染料とアルカリ剤が入っています。

で、2剤の「過酸化水素水」と混合させて初めてヘアカラー剤となります。

2剤の役割は、髪のメラニン色素を脱色して、1剤の染料を発色させる役目があり、2剤が無いと色が発色してくれないんですよ。

カラーリングには、とても重要な役目を持った2剤なんです。

 

これは↓、すでに1剤と2剤を混合したもので「1剤1」に対して「2剤も1」、つまり「1:1」の比率で混合する場合が多いです。

この混合された物を髪に塗布して、初めてヘアカラーが出来ます。

不思議な世界ですね。

 

ヘアカラーの1剤と2剤がわかったところで、もう少し踏み込んでみます

 

この2剤ですが、よく見ると「6」という数字が見えますね。

こちらの2剤には、「3」と書いてあります。

 

この「6」や「3」には、どういう意味があるのかっていうと、これは「過酸化水素水」の濃度を表したもの。

6%、3%という風に呼び、数字の大きい方がメラニン色素の分解力が強くなります。

簡単に言うと、「ブリーチ力」が数字の大きい6%の方が高いというわけ。

 

なので、黒髪を明るくするいわゆる「おしゃれ染」には通常「6%」の2剤を使うというわけです。

じゃぁ、なんで3%の2剤があるの?って事なんですが、「それほどブリーチ力が強くなくてもいい場合」に「3%」の2剤を使う場合があります。

 

簡単に説明すると、もともと自分の髪が明るい人っています。

そういう人が、6%の2剤を使ってカラーリングすると「思ったより明るく染まる」って事があります。

もともと明るい髪色なんだから、ブリーチ力が少ない3%で染めても良く染まるという方もいらっしゃいます。

 

必要以上にブリーチ力を上げなくてもいい場合に、3%の2剤を使います。

あと根元の黒い自毛のところは6%で、毛先は3%を使うという風に塗り分けを行ったりしています。

ブリーチ力が弱いという事は、髪にそれだけ優しいって事でもあるので3%の2剤は出番がよくありますよ。

 

そして、6%と3%をミックスすると4,5%になります。

6+3=9

9÷2=4,5

というわけですね。

 

ウプスには、こうして

  • 6%
  • 4,5%
  • 3%

と3種類の2剤があります。

 

こんな感じで、2剤をケースバイケースで使い分けてカラーリングしています。

明るいカラーリングをご希望の方やそれほど明るくしなくてもいい方。

そして、髪色がすでに明るい方や白髪をきっちり染めたい方。

 

いろんなカラーのご希望があるので、そのご希望を叶えるためにこうして2剤を使い分けています。

なんだか、ヘアカラーって科学の実験みたいですね。

 

学校の時は化学が嫌いだったんですが、美容師になって科学の勉強が必要だなんて思ってもしなかったです汗

 

今日は、ヘアカラーにまつわるちょっとマニアックなお話をしました。

また、機会があったらまたこの手の話をしてみます。

では。。

 

【追伸】

ちなみに、日本では法律によって2剤は6%以上の物はありません。

参考までに。

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